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2014.02.01

◇節分って何だろう~?

もうすぐやってくる「節分」
みなさんは子どもに節分ってなに?と聞かれると何と答えますか?
本来節分とは、「季節を分ける」ことを意味し、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをさします。
しかし旧暦では立春が年の始まりにあたることから立春の前日をさすようになりました。立春を新年とすれば、節分は大晦日となり特別な意味を持つようになったそうです。
大晦日、節分の日に邪気を祓い、新年を幸多き年として迎えられるようにという意味を込めて「追儺(ついな)」の行事(悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う儀式のこと)が行われました。
そして、新年を迎える行事として中国で行われていたものが、飛鳥~平安時代に日本に伝わり、最初は宮中行事として、その後庶民にも伝わり、節分行事として行われるようになりました。
節分はなぜ豆をまくのでしょう?
豆をまく風習は、鬼の目を打ち、「魔を滅する」に通じるからという説があります。炒った豆を、年男や一家の主人、厄年の人が「鬼は外、福は内」と声を出して豆をまき、邪気や災厄を祓います。 炒った豆を使うのは、生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽が出てしまい縁起が悪いといわれているからです。豆撒き後は、自分の年の数(又は+1個)の豆を食べ、一年の無病息災を祈ります。
小さな子に説明は難しいかもしれませんが、「昔のこよみでは、今日(2月3日)が大晦日だったんだよ。」「大晦日だから、これから新しい一年を、楽しく安全に過ごせるように豆を撒いて、家の中に鬼を入れないようにねっ!」というふうに伝えると、分かりやすいかもですね!
(K・K)

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