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2015.03.08

◆天下の奇祭~♪

~天下の奇祭「国府宮はだか祭」~
 今年3月3日に愛知県稲沢市国府宮で行われた“日本3大奇祭の一つである「国府宮はだか祭」”を皆さんはご存知でしょうか?正式には、「儺追神事」(なおいしんじ)と言われます。
晒し(さらし)のふんどしに白足袋をつけた数千の裸男が群をなし、威勢良く「なおい笹」を捧げ拝殿へ駆け込みます。これは裸になれない老若男女が、氏名・年齢等を書いて祈念を込めた布を結びつけた青竹を、裸男が身代わりとしてかつぎ込み、厄除けを祈願するというもの。 
夕刻頃に始まる祭りのクライマックスでは、参道の一角に神男(しんおとこ)が一団に守られて登場し、それを見つけた裸男たちが「ウオーッ」と殺到。神男に触れて厄を落とそうと激しいもみ合いになります。裸男たちに浴びせられる水は体熱でたちまち湯煙となるが、水にひるむスキをついて神男の一団が境内奥の儺追殿へ達するというお祭りです。 
私も見に行った経験がありますが、水があっという間に湯煙となって立ち上るという熱気とお祭りの迫力に圧倒された記憶があります。次回は来年の2月20日(土)に行われるようです。ちょっと早いですが、皆さんも厄落しを兼ねて足を運ばれてはいかがでしょうか?
このお祭りが終わると暖かくなると名古屋では言われていますので、春はもうそこまで来ていることでしょう✿
(T・O)

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